那須塩原市議会 2021-03-18 03月18日-08号
入所待機児は8人と増え、入園待ち、いわゆる隠れ待機児童は124人と再び増加の傾向を示しています。 市の公立保育園の在り方は、民間の認定こども園などの在り方にも大きな影響を与えます。国の圧力に押され、これ以上民営化を進めるべきではなく、市民のニーズに応えるべきです。
入所待機児は8人と増え、入園待ち、いわゆる隠れ待機児童は124人と再び増加の傾向を示しています。 市の公立保育園の在り方は、民間の認定こども園などの在り方にも大きな影響を与えます。国の圧力に押され、これ以上民営化を進めるべきではなく、市民のニーズに応えるべきです。
入所待機児は5人から14人に再び増加の傾向を示しています。市の保育士の64%は臨時職員としてきましたが、再任用を繰り返す職員がほとんどです。1人7時間45分勤務として換算の数字であり、実態は70%以上が任期職員のままです。栃木県は53%が臨時職員と公表しており、本市の処遇改善を急ぐ必要があります。
反対する第2の理由は、入所待機児の問題です。待機児童は29年10月1日の50人から30年10月1日には5人に減り、入所待ちの隠れ待機児童は129人から97人に、32人減ったとしています。市の努力がある一方、97人の隠れ待機児童の主な理由は、いわゆる行きたい保育園を指定しているというものです。
国の子ども・子育て新支援制度の導入と入所待機児解消に向けて、市は保育所整備を進めています。新制度には多くの保育関係者や保護者が保育の質の低下を危惧しています。東京と大阪で保育中の子が死亡する事故が報道されました。いずれも、国が待機児童解消対策の柱とする規制緩和された企業主導型保育所内での保育士と無資格の人員不足が大きな要因です。
介護関係では、施設入所待ちが7月末で306人、保育所関係では入所待機児が7月末で41人います。これらの早期解消が求められています。